サービス改善につなげるコールセンター
コールセンターの仕事とは
派遣社員の仕事でよく見かけるのが「コールセンター」の仕事です。様々な企業がコールセンターを設けていることもあって需要の多い職種です。幅広い分野において多くの人材が必要とされているので、週3日ぐらいで働きたい人におすすめです。コールセンターの仕事内容は、顧客からのお問い合わせに対応することです。お問い合わせの内容はそれぞれなので、クレームもあれば、商品やサービスに関する質問など様々ですが、それらの声は企業のサービス促進や改善につながる重要なヒントがたくさん含まれているということで、コールセンターが担う役割の重要度は高く、多くの企業が力を入れている部署でもあります。
コールセンターの業務内容
コールセンターの仕事には、受信の「インバウンド」と発信の「アウトバウンド」があります。顧客からのお問い合わせに対応するのがインバウンドで、商品案内やアンケート調査のための電話を企業側からかけるのがアウトバウンドです。コールセンターにはオペレーターを指導するSV(スーパーバイザー)がいて、顧客から寄せられる様々なお問い合わせに対して臨機応変に対応できるようオペレーターを指導し、対応後の振り返りなどを一緒に行ったりします。
オペレーターに求められるスキル
コールセンターは企業と顧客を直接つなぐ顔になるので、どんなお問い合わせに対しても冷静かつ丁寧に対応する能力が求められます。企業の顔となる以上、その企業のサービス内容等について理解を深めることが必要ですが、しっかりしたマニュアルと研修が完備されていることがほとんどなので、コールセンター未経験でも十分に対応できるでしょう。電話の声のみで対応することになるので、ちょっとした言葉遣いや声のトーンが違うだけで、同じことを話していても伝わり方が全く違う場合があります。そのような意味では、対面による接客以上に高いコミュニケーション力が必要になります。また、相手の話に落ち着いてしっかりと耳を傾けることも重要です。
場数をこなすことでスキルアップ
コールセンターのオペレーターとしてのスキルを身につけておくと、様々な分野のコールセンターに応用できるため、仕事探しには困らないでしょう。ベテランオペレーターのようになるまでには経験が必要ですが、キャリアを重ねていけばSVにステップアップするという道もあります。コールセンターは、場数をこなしていけばいくほどイレギュラーな事態にも臨機応変に対応することが可能になっていきますし、正しい言葉使いも身につき、人としての成長にもつながっていきます。クレーム対応など大変なこともありますが、やりがいと将来性のある仕事のひとつです。